「妊娠中に重要な栄養素である葉酸を意識してサプリメントで摂取している妊婦は13.5%程度、9割以上の妊婦が葉酸不足である(横浜市立大などの研究グループの調査より)」というニュースが4月20日Yahooニュースに掲載されました。
葉酸の説明として当サイトの葉酸ページへのリンクが掲載されました!
葉酸は赤ちゃんにの発育にとって大事な栄養素です。
また、 『葉酸サプリ』では「食事と排泄のリズム」をよく考え、乳酸菌を配合しています。
ヤマノから女性と赤ちゃんの事を考えて作った新サプリメントです。
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■内容量:34g(280mg×120粒)(1ヶ月分)
■価格:税抜3200円(税込3360円)
ジーニアス・ファクトリー
家族に対する愛情とは何かを教えてくれる一冊 |
原作者の他の著作、翻訳者の別の訳本を読みたくなる数少ない本に出会いました、私の読んだ、2005年に読んだ本のベスト1にします。
遺伝子関係の業務に携わっていることもあり、その方面から興味を持ち、読み始めましたが、妻と3人の子どもに対する愛情を再確認し、もっと、もっと大切にしなくてはいけないと感じることができたことが、とても大きな収穫でした。
翻訳がすばらしいと感じたのは、原作はもっと面白いはず(対象や内容から類推するに、つまりは興味を持って購入したのに)なのに、読むとつまらないという本をいくつか経験していますが、そういう本は訳が適切ではないのではないかと、この本を読んで感じました。翻訳者と原作者に性格や姿勢で共通項があるのか、翻訳者が原作者になりきっている、そんな印象を持ちました。(当方にとっては)高価な部類の本ですが、迷わず購入することをお勧めします。
子育てがなぜか楽しくなる |
まず翻訳がすばらしく、原文が日本語で書かれたものかと思うほど、
見事である。
途中で自分の体験談など意図的に挿入することで
精子バンクに対する考え方を整理しようとしているが、
これが逆効果で緊張感が中断されてしまう。
それ以外は、これだけの悪条件の中、対象者によく迫ったと思う。
サンプル数が少ないという指摘はあるが、研究書ではなく、
筆者も断定的な書き方はしていないので、
読み物として十分に面白い。
本書を読んで、つらい時もあった子育てがなぜか
楽しく感じられるようなった。
環境が子どもに与える影響の大きさを立証しようとして
いるからであろう。
思わぬ副産物であり、子育て中の人に
お薦めしたい。
実際の人生 |
ノーベル賞受賞者の精子バンクは確かにばかげたアイデアで、数年前に閉鎖されてしまったわけですが、実際にそこから生まれた人々や、それを利用した人々はいまもなおそれを人生の一部に抱えて生きているわけです。そんな人々の等身大の姿に迫っているのが非常に面白い。今年のノンフィクションのなかでは一番。
期待外れ。突っ込み不足。 |
そもそもこの内容で1冊の本を出したこと自体間違いなのでは。
十二分に期待させるタイトル・帯ですが、読み始めてみると内容が
スカスカなのがすぐわかります。精子バンクという施設の性質上
やむをえないことかもしれませんが、提供者(ドナー)は一部を
除き匿名、生まれた子供も一部を除き匿名。調査した事例数が
少なすぎて(30例)、説明に統計的な有意性がない。ノーベル賞
受賞者限定の精子バンクが存在したことそのものはショッキングで
ジャーナリスティックな面白みありますが何しろ創設者はとうの昔
に他界、施設の内容を知るインサイダーへの取材がほとんど不可能
という状況ではこういう皮相的な内容になるのは致し方なしか。
後半、著者自身が精子ドナー体験をする下りに至ると、人工授精の
歴史など、どんどん「ジーニアス・ファクトリー」から論点がずれ
ていく。期待はずれ。
心の琴線にふれる |
全米で100万人はいるという人工授精で生まれた子供たち。
ある精子バンクの「企てと挫折とその後」の調査に基づくドキュメンタリーだ。
オープンな米国ならではの本。母子関係、しっかりした子供たち、
日本の実情はどうなんだろう。新聞記事によると子供たちが真実を
知りたいという動きがあるそうだ。育ての親との絆が強くなったくだり
をよみながら(トムのケース)、目頭が熱くなった。血のつながり、hu-h?
翻訳が秀逸、訳者あとがきもとてもいい。